aMSa's Blog

日本人初のスマブラプロゲーマー。aMSa(あむさ)のブログ。徒然なるままに、発信

スマブラの海外大会で活躍するための秘訣

こんばんは。勢いで書きました。

ちょっと今日思ったことがありまして、日本で活躍できてるけど海外で活躍できなくて苦戦しているプレイヤー、いると思います。これはスマブラの世界だけでなく、他の界隈でもそういったことで悩んでいる方は多いんじゃないでしょうか。

今回の記事では自分の経験からこうしたら良いよっていうアドバイスができればと思います。

まず、私は大会の結果に実力以外の面で影響が出てしまうのは環境に適用できていないこと、が全てだと思っています。

日本と海外の大会(アメリカ)の違いを比較しても

日本の大会の特徴

大会規模:小~普通(50~200人)
大会開催期間:1日間
大会スケジュール:予定通り進行することが多い
会場までの道のり:電車、バス、タクシー等
会場の雰囲気:静かでおとなしい
気候:湿度が高い
治安・マナー:普通~良い
プレイ台の質:高い
食事:美味しい
言語:日本語

海外の大会の特徴(アメリカ想定)

大会規模:大(500~1500人)
大会開催期間:2~3日間
大会スケジュール:イレギュラーが多い
会場までの道のり:飛行機からの電車、バス、タクシー等
会場の雰囲気:うるさいが盛り上がる
気候:カラッとしている
治安・マナー:悪い~普通
プレイ台の質:悪い
食事:悪い~普通
言語:英語

と大分違いますね。日本の環境に慣れてしまうと例えば

「日本と違って周りがうるさくてゲーム音が聞こえなかった」

「テレビの大きさや色合いが違ってた」

「食事で米を食べることができなかった」

「相手のプレイヤーの応援に圧倒された」

「移動時間が長くて会場に着く頃までに疲れてしまった」

「英語で何いってるかわかんない」

といったことで集中が乱れたり、普段とパフォーマンスが変化してしまいます。

じゃあどうすればいいのか、自分が実践している4つの考え方を書いていきます。

1.回数を重ねて海外の環境に慣れる

これができれば苦労しないという点ですが、確実な方法です。

日本の大会を何度も経験しているから慣れているだけ。そうであれば海外大会の経験を詰めば自ずと海外がホームグラウンドになります。

また、この方法ができるときは行くたびに新しいことを色々試すと早めに効果が出やすいです。次の2番と併用していきましょう。

2.日本の大会でのプレイ環境に近づける

先の例だと「日本と違って周りがうるさくてゲーム音が聞こえなかった」といった場合、「周りがうるさいこと」が自分が環境に適用できなかった部分になるのでそこを解決するために

「耳栓をする」

「音楽を聴く」

といったことを実践すれば解決できますね。

また、食については以前s-royal氏ができるだけ日本での環境に合わせるために米とカレーと炊飯器を海外に持参しておりました。

Rudolph氏なんかは配信席でも関係なく椅子を並べて丸く座った体制をキープしてますね。

ちょっと背伸びするだけで日本での環境を持ち込めるようであれば是非実践してみてください!

3.お手軽な自分オリジナルのルーチンを探す

「対戦の前に一服吸う」

「トイレで精神統一」

「動画で直前まで研究」

など、ある種おまじないのようなルーチンをお持ちの方は多いと思います。自分は

「爪を大会一週間前に切る」など事前にやっておくものから

「当日は糖分以外摂取しない」といった一日単位のもの。

「試合直前に音楽を聴く」といったものを持っています。Leffenなんかもよく音楽聴いてますね。

日本の大会でもこうしたおまじないを使う方は多いと思いますが、そのルーチンが海外で簡単に実践できるものでなかった場合、パフォーマンスをうまく発揮できなくなることがあります。例えば
「大会会場の近くのラーメン屋の○○を食べると上手くいく!」

「○○さんに声かけてもらう。」

といったものだと中々大変ですね。

どこでも実践できそうなルーチンを見つけておくと、海外の環境でも一気に集中力を高めることができるので、お手軽なルーチンを探してみてください。

4.ハプニングを楽しむ

自分が一番好きなのはこれです。環境が違うということは結局何かイレギュラーが起きることは仕方がありません。そういったイレギュラーも大会の醍醐味だと思い込み、目の前の出来事を楽しむことです。

2年ほど前のAPEX2015では大会初日に突然火災放置機が鳴り響き、会場で大会が開けなくなり急遽別会場で三日間の日程を二日間の日程でこなすこととなりました。

もちろん驚きましたが、逆に初日にフリー対戦がたくさんできてラッキーと思って本戦を迎えた結果、DXもforも過去最高成績を収めることができました。

環境が変わっても、ハプニングを楽しむ、という意識を持っていれば、普段以上のパフォーマンスを発揮できるかもしれません。

終わりに

以上です。感想等何かあればTwitterの方でちらほら書いてもらえるとありがたいですm(_ _)m